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星マーク おすすめの洋裁道具

 洋裁初心者の道具
洋裁初心者 洋裁道具 写真
上段→しつけ糸(しろも、いろもは購入後に使用できるように作っておきましょう。)
     しつけ糸(しろも)の作り方ページ
2段目→方眼定規[TKコーティング]
3段目→右からピンクッション・裁ち鋏・糸きり鋏・目打ち・メジャー
下段→20cm竹尺
初心者の方はこのくらいの洋裁道具を用意したいです。詳細は下記の洋裁道具の比較を見て下さい。
 ”お助けペーパー”と命名
  
紙やすり
これは耐水性の紙ヤスリ#320です。何に使うかというと・・・・?
    
いろいろな箇所で活躍するスグレ物です
例えば下の写真のように既成服ではノッチのみでダーツなどを縫っていきます。その時の案内に使用します。
   (クッションのファスナー付け部分でも使用しています。参考にしてください。)
ダーツの縫い方
 ミシンの構造上、上側の生地は押さえによって押され、下側の生地は送り歯で先にもっていかれ、ズレが生じます。それを紙ヤスリが上の生地にかみついて一緒に運んでくれるのです。ダーツなど案内線のほか、カフスやベルトなどの厚みのある箇所のステッチの時など洋裁に慣れない人は特に上の生地が押されて最後生地が余ってしい、ねじれて縫えてしまうのを解消してくれます。
注意
品番は耐水性#320の紙のタイプです。布のタイプや耐水性で無いものは使いにくいです。あらゆる紙やヤスリを試した結果です。この品番を使ってみてください。洋裁初心者の方々数百人以上で経験してもらい”お助けペーパー”の名前の所以を実証済みです。ぜひ試して実感してみてください。
 紙のアイロン定規
紙定規
   
 上段→サランラップの一片を切り取って作ったものです。ラップの箱は5cm幅なのですが、折線などをカットすると4.5cm幅になります。それに1cm/1.5cm/2cm/2.5cm/3cm/3.5cm/4cmの線を引きます。ペンで色分けしcmも書き入れます。縦線と横線の両方を入れておくとよいです。
ポイント
ラップの紙定規は少し厚みがあるので線を引くときに1ミリ弱細めに引くと正確性が増します。
下の写真は使い方です。右側に玉ピンを2本、アイロン台に刺して固定するとアイロンをかけやすいです。
そして、家庭ではバキュームがないので折を安定させるには冷えるまで押さえておくと折り線が決まるのですが、この押さえるときに使用します。ラップの箱は厚みがあって紙が蒸気をすってくれて向いています。
紙定規使い方
 下段→耐水性紙ヤスリ#1000に線を引いたもの。ラップの紙定規だと少し厚みがあるので薄い素材や滑る素材には紙ヤスリの紙定規の方がきれいにアイロンができます。
注意
紙定規を使用するときはアイロンの先でかけるようにしましょう。紙定規の上前面にアイロンを置いて蒸気を出すと紙で蒸気が跳ね返ってきてヤケドの原因になります。アイロンは蒸気でのヤケドに気をつけてください。
 ビー玉で文鎮代用 
 
ビー玉文鎮
 洋裁用の文鎮を使えればよいのですが、今から洋裁を始めようとしている方は文鎮まではなかなか揃えられないのでは、そこで提案です。空き瓶にビー玉や石を入れて代用品を作ってみました。飾っておいても見た目にきれいでよいのでは・・・。重さも取って付きの100均で購入したビンにビー玉を入れて300gです。普通の洋裁用文鎮の重さは400gなので十分代用可といえます。ただ、ガラスなので取り扱い注意です!落とさないように気をつけて使ってください
裁断方法
ワンポイントアドバイス
パターンをピンでとめたり、ビニ板があればプッシュピンで押して裁断もよいかと思いますが、時間的観点や生地を傷つけないことからやはり文鎮で押さえて裁断をすることがおすすめします。このサイト内の裁断でこのビー玉文鎮を使っている写真を掲載しているので参考にしてみてください。)
 アイロンのあて布とアイロンクリーナー
あて布とアイロンクリーナー
 
[あて布] 
これはオーガンジーという生地を40cm×30cm位に裂いたものですです。何に使用するかというと、いちばんは接着芯を生地に貼るときに使用します。接着芯を貼るときにアイロンを直に置くとアイロンがベタベタになってしまいます。このときにオーガンジーの生地を上に置いてアイロンをのせるとベタベタが解消されます。生地が薄く圧着率が下がらないのと透けているために見えるという利点があります。
ワンポイントアドバイス
家庭用アイロンは温度の調節が甘い場合があるのでポリエステルオーガンジーだと溶けてしまう事があります。ちょっと値があがるのですがシルクオーガンジーがおすすめです。
そして必ず左上にあて布と書くなど印を入れておきましょう。接着芯の糊がアイロンに移らないよう同じ面を使う目印です。クッションの作り方で”オーガンジーあて布”使用方法を写真で見れます。
回数を使用すると汚れるので消耗品です。新しいものと取替えて使用してください。

その他にもアイロンで”てかり”のでやすい素材のあて布としても重宝です。”接着芯用””てかり用”と目印を分けて使用してください。
[アイロンクリーナー]
アイロンクリーナーのも種類がいろいろありますが、どれも汚れを落とす事に関しては大差ないですが、使用の方法が少し違います。
上段→ミリオン工業株式会社(ミリオンクリーナー)錆落とし、焦げつき、油汚れ落としとなっています。布に絞りだしてアイロンをこすりつけて掃除ができるので初心者の方には扱いやすい商品かと思います。
中段→河口のアイロンクリーナーでスティックタイプです。
下段→メーカーがわかりません。ミシンショーなどでは必ず販売しています。こちらもスティックタイプになるのでアイロンに直接ぬるタイプです。
注意
どれもアイロンの汚れは落ちるのですが、しっかりクリーナを拭き取らないと生地がシミになるので注意をしてくだい。
 
星マーク 洋裁道具の比較とおすすめ
裁ち鋏 
 
裁ちばさみ
右から→1番目、2番目、3番目→3挺とも”舞妓” 製(ステンレス26o)
  数年前まで新潟の燕三条市で作られていた”舞妓”は生産をやめてしましました。全体の切れ味、刃先の切れ味、そして他には無い噛み合わせの軽さです。私のお気に入りの鋏だっただけに、もう購入できないのはショックです。この鋏に慣れてしまったもので見合うものを探してはいるのですが、なかなか・・・。最後に6挺購入するも直ぐに使用するわけでは無かったので譲ってしまいました。悔やまれる反面、この鋏のすばらしさを味わえてる人が増えたことは喜ばしいことと言えます。今使用中の3挺は薄物用、厚物用、携帯用に大切に使用しています。
右から→4番目の黒い鋏は”クローバー”製
 この鋏は生地が逃げずらいという利点があります。ただ刃先が丸いためポケットなどの切り込みが少し苦手か・・・。ただ丸い分、危険度は低くなるので初心者には良いのかもしれません。私はファスナーカット専門に使用しています。
右から→5番目の柄の部分が黒い鋏は”庄三郎”製(鋼22o)
 この鋏は私が初心者の頃に購入したものです。今はアイロン台にセットして伸び止めテープカット専用で使用しています。
一番左→ダイヤウッド製”HIGH CLASS(ステンレス26o)
 全体の切れ味、刃先の切れ味ともに良好。噛み合わせは”舞妓”よりもやや硬い。刃先が細く切れ味が良いのでポケットなどの角ギリギリまで切り込みを入れるような所には向いています。
ワンポイントアドバイス
初心者の方が裁ち鋏を購入する時、どのメーカーの鋏でもステンレス製をおすすめします。値は少し高くなるのですが、鋼製は手入れを怠ると錆がでてきて切れ味も悪くなり、生地を汚してしまう可能性もあります。一度購入したら、そうそう買い替えをすることが無いかと思います。ステンレス製は使用していない期間が長くとも切れ味が変わらないのでおすすめします。
そして、柄の部分に綿や生地を巻いておくだけで裁断が少し楽になります。巻いてみてください。ただ、内側は巻かないようにしてくださいね。鋏が閉まらなくなってしまいます。
注意
裁ち鋏は生地専用です。紙を切ってしまうと生地が切れなくなるので分けてください。
そして、裁ち鋏は落とすと切れ味に影響してしまうほどに繊細なものです。くれぐれも大切に扱ってください。
ロータリーカッター 
 
ロータリーカッター
右から→1番目”100均ダイソー”製(18o)
    →2番目”100均ダイソー”製(28o)
 切れ味は良好。ただ少し歯がぐらついて感じる。
真ん中→”オルファ” 製(L型45o)
左2本 →”オルファ”製(S型28o)

”オルファ”製も”ダイソー”製もカッターマットが必要です。切れ味は大差なしです。”ダイソー”製は保存方法で錆がでます。歯の安定性は絶対に”オルファ”製です。ただ、恐るべし”ダイソー”商品100円でこれはすごい!替え刃も2枚で100円です。
値で決めるか?安定性で決めるか?ですね。ただ”ダイソー”製は大きなショップでないと置いてないようです。ちなみにこれは原宿店で購入しました。
糸切り鋏(にぎり鋏) 
 
糸切バサミ
右から→1番目”美鈴のチョキチョキ”(鋼製)
右から→2番目”メーカー不明”(鋼製)
右から→3番目”美鈴のチョキチョキ・ゴールド”箱入り(ステンレス製)
左から4本→4本とも”美鈴チョキチョキ・ゴールド”(ステンレス製) 

糸切り鋏は”美鈴のチョキチョキ・ゴールド”がおすすめです。チョキチョキシリーズは鋼製とステンレス製があるのですが、300円ほど高いけどゴールドのステンレス製をおすすめします。この鋏は切れ味はよく、握りの噛み合わせが軽いのが特徴で私のお気に入りの糸切り鋏です。そしてゴールドのステンレス製の方は鋼製の何倍も耐久性に優れ切れ味を持続します。切れ味、握りの軽さ、耐久性と意外とストレスを感じやすいのが糸切鋏なのでチョキチョキゴールドは、この値でそこをクリアしてくれている私の愛用品です。糸切鋏は時間短縮にそれぞれのミシン、アイロン台などに置いているため何本も使用します。そして私はこの糸切鋏をプレゼント用によく使うので今までにかなりの本数を購入しています。ごく稀に刃先の厚みがすこし厚いのが見られるため刃先を確認して購入しています。ほとんどは刃先が薄く使いやすいです。
刃先の確認はネットでは出来ないので美鈴さんを信用して・・・。
ピンキング鋏 
 
ピンキングばさみ
上段→オルファ製(セーフティロータリーカッターL型) ピンキング用の波歯
下段→MARK Topic製(23o)
 ピンキングはロータリーカッターより鋏がおすすめです。他のメーカーのピンキング鋏を使用したことが無いので比較は出来ないのですが、このメーカーのピンキング鋏は値ごろで切れ味が良好です。
既製服で使用するとすればデザイン上で指示がある場合とファスナーの長さをカットした時に使用します。
目打ち 
 
目打ち
右から→1番目、柄がベージュ(メーカー不明) ファスナーの留め金を開いたりと硬いもの用に使用
右から→2番目、柄がベージュ(クローバー製) 内部ポイントなどの目打ちで印が可能なものに印用として使用
   これは十年以上前のものなのですが、先が硬く印用にビニ板に押しても先端がつぶれず耐久性に優れています。ただ、今はクローバーさんもいろいろなタイプを販売しているようで硬さの確認は使用してみないとわかりません。
左から→3本とも千枚通し(メーカー不明)
  この千枚通しはメーカーは長さが短いタイプと長いタイプがあります。これは長いタイプの方
で私のお気に入りです。先が細くひっかかりが無く、縫う時、糸をとく時などに最適です硬度は強くないので印に押す用には不向きです。メーカーは不明ですが、大きな手芸屋さんでは販売しています。
ワンポイントアドバイス
目打ちはミシンで縫う時に必ず手に握った状態で使用します。ピンを打たないで縫うため裁ち端を揃えたり、最後の持っていられない部分を押さえたりします。
 そして、ほどく時の必需品です。歪みや間違いなどで糸をほどくのに先を糸目にさして生地jを押さえテコを利用してといていきます。リッパーでとくと生地を切ってしまったり、糸が細かく残って時間を要します。初心者の人も目打ちでとくことが出来るようになるとスピーディーにほどけて妥協しなくなり、きれいな仕上がりに近づけます。
針 
 
針の種類
右から→三の一・四の二(和裁用の手縫い針)
右から2列目→上から(クローバー)とじ針 (ダイソー)とじ針 下2個丸いの(100均)手縫い針で真ん中にとじ針が入っています。
真ん中→黒い袋のもの(双鳳)手縫い針=長6・長7・長8・長9   下→赤いの(クローバー)手縫い針
左側→グレー黄緑の(オルガン)ミシン針=DB×1size9/11/14/16 DB×1KN DB×9ST TF×2
ワンポイントアドバイス
初心者の方が手縫い針を購入するとしたら、(100均)の丸いタイプで真ん中に”とじ針”が入っているものをおすすめします。”とじ針”はロックの糸の始末に使用します。ロックミシンの特徴&ほどき方のページで説明しています。
品質や使い勝手の良さで言うと(双鳳)製の針は針先の形状と強度など使いやすくおすすめです。太さは長7くらいが万能向けといえるかと思います。
ミシン針は(オルガン)製しか使用したことがないので比較はできませんが(オルガン)製の工業用は本縫い用、ステッチ用、ニット用と用途に合わせて太さ、種類を使い分けます。
ピンクッションとピンの関係 
 
ピンクッションと針の種類
右から→上赤いピンクッション=平まち針(和裁用)
    →黒いピンクッション=シルクピン専用(パターン用)
一番下→ピンクのピンクッション=しろも・いろも専用(裁断台用)
左側  →赤チェックのピンクッション=玉ピン(洋裁用)
 注意
ピンクッションは必ず専用のもので分けて使いましょう。洋裁用のピンクッションの内容は紅白の玉ピン(10本)、黄色の玉ピンアイロン用(2本)、使用したミシン針、手縫い針(#9・#7)です
アトリエでは必ず始めと終わりにピンの本数のチェックをします。商品を納品するときは検針機をかけるものの、縫製関係者は針に対しては把握していることが原則です。一般の家庭洋裁でも針に対して本数を把握しておくようにしたいです。そして一度使用したミシン針は袋に戻さずにピンクッションに刺して未使用のものと区別しましょう。
玉ピン 
 
玉ピン
 洋裁用の紅白の玉ピンです。
いろいろなメーカーから玉ピンは発売されてますが、これは(クローバー)製のものです。

玉ピンはピンの太さが細いタイプで私は長いもの(0.5mm×36mm)が使いやすいと思います。
ピンクッションには赤5本、白5本を常に刺しておきます。
そしてアイロン台で使うものとして私は黄色の玉ピンを分けて使用しています。
注意
初心者の方のピンクッションに曲がってしまった玉ピンが刺さっているのを見かけることがあります。曲がってしまったものは折針入れを用意して処分しましょう。曲がる原因ではミシンの押さえの下に入って曲がってしまう。これは押さえの下に入る前に抜きたいですね。そして生地をとめるのに曲がってしまうなどがみられますが、これは生地に垂直に刺し、少しだけすくえるようになると解消されます。
指ぬき 
 
指ぬき
手縫いのときの必需品です。自分で使用しやすいものが探せると良いですが、基本的には左側の指輪形式の指ぬきを持っていたいです。
これは自分の利き手の中指の第一関節のすぐ下でサイズを合わせます。
はじめは使えなくても手縫いのときには必ずするようにして使えるようになってください。 
糸 
 
糸の種類
右から→ベビーロック糸(水色)、ウーリーロック糸(からし色)
      真ん中左から→シャッペスパン社製#30(水色)#60(オレンジ)#90(白)
      下段→ボタン付け糸=ミレーヌ社製(グレー)、フジックス社製(黒)、シルコート社製(グリーン)
左から→上=工業用ウーリー糸(レンガ)
     2段目=左→エースクラウン社製#30(エンジ、)#8(HTP、)#50(BLAK)、#50(HTP)
     中段→地縫い糸=天下一印社製(オレンジ)、金ひどり印社製(グレー)、オリズル社製(黒)
     下段→金亀社製(ペパーミント)、オリズル社製(ブルーグリーン)、タイヤ社製(チャコール)
ワンポイントアドバイス
ミシン糸は工業用、家庭用ともに糸が巻かれている芯棒の色で番手(太さ)が違います。家庭洋裁用によく使用されるシャッペスパンは芯棒(ピンク)が30番手(太め、厚もの用))、芯棒(水色)60番手(一般的)、芯棒(黄色)90番手(細く、薄物用)
      
チョーク・チャコペン 
 
チョーク、チャコ
上段→三角チョーク(人形印)   右→3色チョーク(クローバー製)  その下→白のスティック状チョーク(クローバー製)
下段→チャコペン(黄色)   右→消えるチャコペン

注意
既製服は基本的に書くことは無いのですが、ボタン付け位置などの印を入れるとき白の生地は白のペンを使用しカラーペンは使わないようにします。消えるチャコペンも生地によっては消えきらないものもあるので注意したいです。
しつけ糸(しろも・いろも) 
 
しろも、いろも
 しつけ糸(しろも)作り方のページを参照
裁断台用のピンクッションには常に”しろも””いろも”を針に通しておきます。

ワンポイントアドバイス
針に糸を通した状態のものをピンクッションに刺しておくと、絡まったりしがちです。そこで刺すときの方法を写真で紹介しています。
竹尺 
 
竹尺
右から→1番目=片目20cm
      2番目=両目10cm
左から→3本=両目20cm
注意
アイロン台で使用する定規は竹尺です。方眼定規をアイロン台で使用するとアイロンに触らなくとも台の熱で歪みが生じることがあります。アイロン台では必ず竹尺にしましょう。
ワンポイントアドバイス
竹尺は両目タイプがおすすめです。100均でも売って、少し厚みが薄いですが、十分に使用可能です。
そして、紙定規同様にアイロンの熱を冷ますのに活用できます。アイロンで折ったところを竹尺で押さえてみてください。蒸気も吸ってくれて折線が決まります。
メジャー 
 
メジャー
 採寸や検品に使用します。
メジャーは太さ、硬さがいろいろとあります。これは使い手の好みかと思います。ただこれも竹尺同様に両目の方が使い勝手は良いと思います。
文鎮 
 
文鎮
 丸文鎮は裁断の必需品です。必要に応じて数は購入していくと良いでしょう。
下段→四角の長方形の文鎮はかなりの重さがあり、和裁のくけ用はさみを付けてあります。その理由はドレスなどの距離の長い裾をまつる時などに端を挟んで、まつっていくとスピーディにまつることができるのです。
方眼定規・カッター定規 
 
方眼定規、カッター定規
上から→方眼定規(3cm×30cm)
2段目→方眼定規(2.5cm×30cm) 軟らかいタイプでカーブを計るのに向いている。
                       ただ0.5cm線が判りづらいところがあります。
3段目→方眼定規(5cm×60cm)
4段目→TKコーティング方眼定規(5cm×50cm) バイヤス線がある
下段左(オレンジ)(ブルー)100均キャンデゥー  cmは微妙ですが、厚みがあり20cmという長さが回しやすくカッター用に使いやすいです。
下段右2本→5cm×10cm   3cm×10cm  これは長いタイプをカットしたものです。ペンケースに入れて携帯用に! ミシン台で長さが邪魔にならずに角の印を入れるなどに最適です。
ワンポイントアドバイス
初心者の方が1本だけ購入するとしたら、5cm×50cmの方眼定規が良いと思います。パターンをひきたい人は方眼定規というもの。縫製を目的にするのであればTKコーティング社製のバイヤス線のあるタイプがおすすめです。ただ、このタイプは高さが角になっているのでパターンで線を引くのは少し気になります。
カーブ尺 ・テンプレート・縮尺
 
カーブ尺、縮尺
上から→カーブ尺((東京立体裁断)社製   バイヤスの裁断にとても使い勝手が良いです。
2段目→Dカーブルーラー(JEAN KAWASHIMA)社製
左(オレンジ)→テンプレート  ボタンの大きさ記入、ステッチ線記入に最適
下左(透明)→4分の1サイズ縮尺(文化女子大学)社製
   (白)→4分の1、3分の1、6分の1、8分の1サイズが明記されています。いろいろな縮尺を使いたい人はこちらですが、透明なタイプの方が私は線を引きやすいです。
ピンセット・リッパー 
 
リッパー、ピンセット
上段→ピンセット=ミシン、特にロックミシンの糸を通すときなどに使用
下段→リッパー=ボタンホールの穴を開けるため、糸をほどくために使用。ただ、生地を切りやすいため初心者の人は気をつけたいものです。
ルレット・ハトメ・ノミ 
ルレット、ハトメ、のみ
 上から→1段目ルレット(メーカー不明)
      2段目ルレット(クローバー製)
      3段目ソフト歯ルレット(クローバー製)
ルレットは既製服縫製で使用することはありません。パターンで線を写す場合などに使用したりします。
      4段目ハトメ(クローバー製) ハトメ穴の先端に使用、パターンでボタン付け位置に使用など
一番下→のみ(クローバー製) ノッチをカット、ホールをカットに使用します
ゴム通し・ループ返し 
 
ゴム通し、ループ返し
 上から→1段目=ゴム通し
      2段目、3段目=ループ返し
      4段目、5段目(赤いの)ゴム通し
      6段目=ゴム通し
一番下→ゴム通し

ループ返しは一つ持っていても良いかと思います。ゴム通しは安全ピンでも代用可能なのですぐに購入しなくとも大丈夫かと思います。
ワンポイントアドバイス
ゴムを通すとき、どのゴム通しを使用するときも端を小さな安全ピンでとめておくと途中で外れることがなくてよいです。
     
ドライバー・ペンチ 
 
ドライバー、ニッパー、ペンチ
上から→緑の柄=ドライバー数種類  ミシンの使用箇所によってサイズが異なる。
左側→ニッパー=ファスナーの長さ調節に使用
右下→ペンチ=コンシールファスナーの留め金をとめる。ファスナー調節で務歯を抜くのに使用 
ボビン・ボビンケース 
 
ボビン、ボビンケース
左上→工業用のボビンケース=バネ入り、バネ無し  職業用ミシンも同様のものを使用
右3つ→工業用のボビン(アルミ製) 
左2つ→職業用のボビン
注意
家庭用ミシンと工業用、職業用ミシンではボビンケース、ボビンの厚みが違うので気をつけてください。
ステッチ定規 
 
ステッチ定規
 ステッチ定規(DAKOKU)社製  
上段は左右のステッチ定規
下段はAポールルーラ(75mm、45mmの2種類の長さが入っているタイプ)

ミシンのステッチ定規は縫い代幅を基準に縫っていく既製服縫製では必需品です。いろいろなタイプが発売されていますが、このDAiKOKU社製の75mm/80mmのタイプが一番使いやすいです。
マグネット定規とかもありますが、上達を目指すのであればこのステッチ定規をおすすめします。
注意
工業用、職業用専用です。家庭用ミシンには付かないので気をつけてください。
押さえ 
 
押さえの種類
工業用、職業用ミシンの押さえです。
右後ろから→段押さえ(1mm、1.5mm左右) 前にきて両段押さえ
前右から→本縫い押さえ、薄物押さえ、チビ押さえ、細押さえ
左後ろから→ベルベット押さえ、テフロン押さえ  コンシール押さえ
左前から→JUKIシュプールの標準付属の片押さえ、片細押さえ(左右)、片押さえ8mm(右)  片押さえ5mm(左右)
ワンポイントアドバイス
職業用のミシンを持っている人で付属に段押さえが入っているのに使用していない人がいるようです。コバステッチに15mmの段押さえが最適です。
      (コバステッチとはステッチ幅が2mm以下になるように縫うステッチのことをいいます。
そして、片押さえは付属でついているものより、5mm幅で左が欠けているタイプの工業用を一つ持っていると、ファスナー付けの時にj幅が邪魔せずに縫いやすいです。
ひざ上げ 
 
ひざ上げ
これは職業用のJUKIシュプールシリーズのSL-280EXですが、シュプールシリーズは左の写真のように台の裏にあります。
そして設置方法は下の写真のように前面の穴にさして使用します。座る位置を体の真ん中の臍位置を針部分に合わせると”ひざ上げ”が右のモモの外側にくるはずです。モモで”ひざ上げ”を押してみてください。これで押さえの上げ下ろしが可能になります。なので押さえを手で操作しなくてすむ分、両手が使え、こまめに押さえ操作ができるようになるため難しい部分の縫製が出来るようになります。家庭用のミシンと職業用のミシンの大きな違いはこの”ひざ上げ”部分といえます。
ひざ上げの設置方法
 

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